薄毛対策で本当に効果的な方法とは? 原因や注意点も含めて詳しく紹介

ヘアケア

薄毛は男性だけでなく、女性も悩ませる問題です。しかし、インターネット上などにはさまざまな薄毛対策があり、どの方法が効果的なのかを判断するだけでも大変です。

薄毛は早いうちに、自分の状態に合わせた効果的な対策をとることが重要です。薄毛の原因はストレスや食生活、外的要因などが関係しています。

この記事では、薄毛の原因や注意点も含めて、薄毛対策に効果的な方法を詳しく紹介します。薄毛に悩んでいる方や気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

薄毛について知るところから始める

薄毛とは、髪の毛の量が減るなどして地肌が見える状態のことです。しかし、髪の毛の量が減ることだけが薄毛ではありません。例えば、髪の毛が細くなって、薄毛になる場合もあります。

まずは薄毛について、発毛のメカニズムも含めてみていきましょう。

薄毛とはそもそもどんな状態かを知る

薄毛には、さまざまな状態があります。状態によって対策も変わってくるので、自分の薄毛がどんな状態かを把握することが大切です。まずは、3つの主な薄毛の状態をご紹介します。

髪の毛が細くなる

髪の毛が細くなると髪のボリュームが減り、頭皮が透けて見えやすくなります。遺伝的な要因やホルモンのバランスの乱れ、ストレスなどが主な原因です。

髪の毛の寿命が短くなる

髪の毛の寿命が短くなって早く抜けるようになると、成長前の髪の毛のほうが増えて毛量が少なくなります。栄養不足や、頭皮環境の悪化が原因の1つです。

髪の毛の再生力が低下する

髪の毛の再生力が低下すると、抜ける髪の毛のほうが多くなって毛量が減少してしまいます。血行不良や栄養不足、加齢などが主な原因です。

発毛メカニズムから探る薄毛の原因

正常な状態でも、実は毎日50〜100本ほどの髪の毛が自然に抜けています。一方で、別の毛母細胞から常に新しい髪の毛が成長し続けていることで、髪の毛の量が一定に保たれているのです。

髪の毛が生えたり抜けたりする周期のことを、ヘアサイクル(毛周期)といいます。さらに、ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階に分かれていて、それぞれの状態を知っておくことが薄毛対策をするうえで大切です。

成長期には、新たな髪の毛が生えて成長します。そして、成長の止まる段階が退行期です。退行期を過ぎると、やがて毛が抜け落ちて次に生える準備を始める休止期に入ります。髪の毛のヘアサイクルは、一般的に男性が3〜5年、女性が4〜6年で1サイクルです。

薄毛は、何らかの原因でヘアサイクルが乱れた状態です。成長期が短くなると十分に髪の毛が成長できませんし、退行期や休止期が長くなるため毛量が減少します。一方で、休止期に次の髪の毛が生える準備がうまくできなければ、成長期が正常に訪れません。薄毛になったら、まずはどの段階で問題が起きているのかを探ることが大切です。

薄毛の原因

薄毛は、さまざまな原因によって引き起こされます。原因をしっかりと追求することが、薄毛対策への第一歩です。

代表的な薄毛の原因3点を、詳しくご紹介します。

食事も含めた生活習慣の乱れ

偏った食事ばかりになると、髪の毛の成長に必要な栄養が不足して薄毛につながります。特に重要なのが、各種アミノ酸で構成されるタンパク質です。また、髪の毛の組織を作る亜鉛や成長させる各種ビタミンも欠かせません。

また、睡眠不足も薄毛の原因の1つです。髪の毛の成長につながる成長ホルモンは、睡眠時に分泌されます。睡眠不足になると、成長ホルモンが不足して太くコシのある髪の毛が育ちません。

頭皮の血行不良はさまざまな原因で起こる

頭皮の血行不良が起こると頭皮に栄養や水分が届きにくくなり、ヘアサイクルが乱れます。頭皮の血行不良の原因は、ストレスや頭皮の洗浄不足、加齢などです。

ストレスを感じると、身体が緊張状態になって血管が収縮するため血行が悪くなります。また、頭皮の洗浄不足で皮脂が毛穴に詰まることも、血行不良の原因です。

外的要因

頭皮を健康で清潔な状態に保っていても、外的要因によって薄毛が引き起こされることもあります。例えば、過度なブラッシング、ドライヤーといった強い刺激です。また、日光などの紫外線も、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。さらに、パーマやカラーリングといったスタイリングの施術も、ダメージを与える原因の1つです。ほかにもエアコンによる冷えや乾燥も、頭皮の血流を阻害する原因になります。

すぐに始められる薄毛対策

さまざまある薄毛対策のなかでも、手間やお金のかからないものであればすぐに始められます。即効性にはやや欠けますが、日常生活を改善することは、薄毛だけでなく身体の健康にとって大切です。

すぐに始められる薄毛対策を、3つ詳しくご紹介します。薄毛が気になり始めたら、まずは試してみてください。

食事を見直して栄養バランスを整える

薄毛が気になり始めたら、まずは日々の食事を見直しましょう。ファストフードや居酒屋メニューなど、忙しいとつい簡単な食事で済ませてしまいがちです。しかし、身体の一部である髪の毛は、栄養が偏ると十分に生育しなくなってしまいます。いきなり全ての食事を変えられなくても、昼食や夕食など1食だけでも栄養バランスを考えた食事をとるようにしてみましょう。

特に重要なのが、髪の毛の成分であるタンパク質です。肉や魚、豆腐などを意識的に食事に取り込んで、タンパク質をしっかりと摂取してください。また、ビタミンや亜鉛を中心としたミネラルも髪の毛の生育にとって大切な栄養素です。野菜や果物は不足しがちですが、意識的に食事のメニューに組み込みましょう。

一方で、血流の悪化につながる、脂質や糖質を控えることも大切です。間食のお菓子を減らすなど、食事の習慣を全体的に見直すことをおすすめします。

運動などでストレスを解消する

簡単な運動などでのストレス解消は、薄毛対策につながります。ストレスを感じない生活を送ることは現実的に困難ですが、小まめに発散することが大切です。ウォーキングや軽い筋トレなど負担にならない範囲で良いので、習慣化することをおすすめします。また、運動をするとそもそも血流が良くなるので、頭皮環境の改善という意味でも運動は薄毛対策として有効です。

また、運動以外の没頭できる趣味や家族との外出などでもかまいません。ストレス要因を忘れられる環境を、定期的に設けることでストレスは大きく軽減できます。

睡眠の質と量を改善する

睡眠の質と量の改善も、今日からすぐに始められる睡眠対策です。仕事や生活が忙しくてどうしても睡眠時間が限られてしまう方は、質の改善だけでも取り組むことをおすすめします。健康な髪の毛の生育には、睡眠によって分泌される成長ホルモンが欠かせないためです。

質の改善は、時間のない方でもすぐに始められます。眠る前にはコーヒーやアルコールを控えて、できるだけリラックスした状態で布団に入りましょう。また、現代人の睡眠の質を低下させている原因の1つは、スマートフォンなどの画面を眠る直前まで注視していることです。明るい画面で目と脳が刺激を受けてしまうと、眠りが浅くなってしまいます。

そして、最も大切なことは、十分な睡眠時間を確保することです。睡眠の質と量の改善に取り組んで、髪の毛の生育を促すようにしましょう。

即効性を求めるなら薄毛に直接アプローチ

食事や睡眠の改善といった内側からのアプローチだと、手軽な反面あまり即効性は望めません。できるだけ早く効果を実感したい場合は、頭皮に直接作用する薄毛対策がおすすめです。

薄毛に直接アプローチする方法を、クリニックの受診という最も効果的な手段も含めて詳しくご紹介します。

頭皮をマッサージする

頭皮のマッサージは、薄毛に直接アプローチする方法のなかでも比較的手軽な方法です。頭皮をマッサージすることで血行を促進し、髪の毛に栄養や酸素が届きやすくします。

ただし、あまり強くマッサージをすると、かえって頭皮や毛根を傷めてしまうこともあるので注意してください。頭皮をマッサージする際は、爪を立てずに頭皮全体を揉むようにします。指先や専用の頭皮マッサージブラシなどで、軽く叩いてみるのも効果的です。

シャンプーを見直す

頭皮環境に合わせてシャンプーを選ぶことも、薄毛対策として大切です。例えば、乾燥しやすい冬場は保湿成分の入ったシャンプーを使用することで、髪の毛の生育に必要な水分量をいじできます。

また、頭皮を清潔に保つことは重要ですが、あまりに洗浄力が強いなど質の悪いシャンプーを使用していると薄毛を進行させることにもなりかねません。また、洗髪する際は、爪を立てずにやさしく洗うことも大切です。育毛に有効な成分を配合したものもあるので、頭皮環境に最適なシャンプーを選ぶようにしてください。

育毛剤を使用する

薄毛に直接アプローチする方法として、最も効果を見込めるのが育毛剤です。育毛剤は頭皮環境を整えたり髪の毛の成分を補ったりすることで、髪の毛の生育や発毛を促します。

育毛剤には、医薬品と医薬部外品、化粧品の3種類があります。医薬品のものの多くは「発毛剤」で、髪の毛を生やすという治療や改善効果が明確になっていることが特徴です。一方、医薬部外品の育毛剤は一般的に多く販売されていて、配合されている成分によって育毛の促進や血行促進、抜け毛予防など効果が期待できます。化粧品扱いのものは美容成分など育毛環境を整える配合にはなっているものの、明確な効果は記載されていません。

医薬品の発毛剤が1番効果を見込めそうですが、実は改善すべき症状によって最適な育毛剤は異なります。薄毛の原因や頭皮の状態に合わせて、最適な育毛剤を選んでください。

薄毛対策クリニックを受診する

早く薄毛対策の効果をあげたい方は、薄毛対策クリニックの受診をおすすめします。薄毛の原因と頭皮の状態は人によって全く異なるため、最善の対策を個人で正確に判断することは困難です。例えば、成長ホルモンや栄養が不足していて生育が悪いのに、マッサージでいくら頭皮に刺激を与えても効果は得られません。

専門の薄毛対策クリニックならカウンセリングや検査で正確に薄毛の原因を突き止め、最適な薄毛対策の提案や施術、処方をしてもらえます。また、食事などの生活習慣や現在使用している育毛剤についてなどのアドバイスも受けられるので、幅広い角度から薄毛対策が可能です。

間違った薄毛対策に注意

薄毛は切実な悩みなので、少しでも効果が期待できればあらゆる方法を試してみたいと思うものです。しかし、焦って間違った薄毛対策をすると、かえって悪化することもあります。

薄毛対策をする際に注意すべきことを、3つ詳しくご紹介します。

過剰な頭皮マッサージ

頭皮マッサージはやりすぎると、かえって頭皮にダメージを与えてしまいます。爪で引っ掻いたり強くこすったりすると、頭皮の表皮が傷つくので注意が必要です。また、頭皮の炎症を引き起こすと、発毛に重要な孟母細胞にまでダメージが及ぶ危険性もあります。

頭皮マッサージグッズを使用する際にも、十分注意が必要です。医学的見地に基づいて開発されている商品もありますが、ただ刺激を与えることだけを目的にした粗悪な商品もあります。頭皮マッサージは、指だけでも十分効果をあげられるので、不安な場合は頭皮を傷つけないように指の腹でマッサージをしてください。

自己判断で医薬品などを使用しない

医薬品と聞くと高い効果があがりそうなイメージがありますが、むやみに医薬品を使用すると薄毛を悪化させる危険があります。医薬品には、副作用やアレルギーがあるためです。市販されているものであれば一定の安全性は確保されていますが、副作用は人によって異なるため不安な場合は使用前に専門家に必ず相談してください。

また、自分の症状に合わない医薬品を使用しても、効果は得られず無駄になってしまいます。焦って早く対策をしたい気持ちはわかりますが、自己判断で闇雲に医薬品を使用するのは避けましょう。

カラー剤の過剰な使用

カラー剤には、髪の毛や頭皮に刺激を与える成分が少なからず含まれています。一方で、おしゃれや白髪隠しなど、見た目を整えるうえでカラー剤を必要とする人がいることも事実です。適切な範囲の使用なら、カラー剤を使用してもそれほど大きなダメージにはなりません。しかし、頻繁に染毛をするなど、過度にカラー剤を使用すると薄毛につながるので注意が必要です。

また、薄毛が気になる人がカラー剤を使用する際は、できるだけ頭皮にダメージを与えない美容成分などが配合されている商品をおすすめします。

まとめ

薄毛対策は、内面と外面両面からアプローチすることが大切です。食事の改善や睡眠時間の確保といった内面の対策は比較的取り組みやすく健康面でも有効なので、まだ薄毛が気にならない方も含めてすぐに始めることをおすすめします。

一方で、育毛剤の使用など、頭皮に直接アプローチする薄毛対策には注意が必要です。薄毛の原因や症状、頭皮環境は人によって異なります。薄毛の状態に合った、最適な方法を選んでアプローチすることが大切です。自分で判断することが難しい場合は、専門の薄毛対策クリニックを受診することをおすすめします。

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